Department of Nutrition management
した食事の提供を
栄養管理士とは
多根総合病院は急性期病院であり、変化していく患者様の状態に臨機応変に対応し細やかな栄養管理を行う必要があります。他職種と連携をとりながら、栄養状態の維持・改善を図り治療の質の向上に寄与できるよう、チーム医療の一員として活動しています。様々な症例の患者様と関わることができ、周術期から慢性疾患の急性増悪等の栄養管理について学ぶことができます。現在管理栄養士は7名在籍しており、お互いに協力し助け合いながら、業務の向上につなげています。
基本方針
患者様の安全、安心、満足を考えた食事、医療チームの一員として、患者様の病態を考慮した食事の提供を目指す。
スタッフ数
管理栄養士7人(2024年4月現在)
入院中のお食事について
治療の一環として入院中の患者様に安全で安心なお食事の提供を心がけています。
常食をはじめ、病態に応じた減塩食、糖尿病食、肝臓病食、腎臓病食、消化器疾患対応食などの治療食、さらに咀嚼・嚥下機能に配慮した嚥下食などがあり、嗜好やアレルギーへの対応や、食事摂取量が低下している患者様には栄養補助食品を付加するなどの個別対応も行っています。
食事提供数
経口食 200食/日 (うち治療食3~4割)
経管栄養 20食/日
行事食
入院生活の中で患者様に食事面では少しでも楽しんでいただけるよう、
毎月手作りの献立カードを添えてイベントメニューやご当地メニューを提供しています。


イベント メニュー |
ご当地 メニュー |
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4月 | お花見ご膳 | 鹿児島県郷土料理 |
5月 | こどもの日 | 埼玉県郷土料理 |
6月 | あじさいご膳 | 宮﨑県郷土料理 |
7月 | 七夕 土用の丑の日 | 沖縄県郷土料理 |
8月 | お盆 | 和歌山県郷土料理 |
9月 | 敬老の日・お月見 | |
10月 | 創立記念日・ケーキ | 鳥取県郷土料理 |
11月 | 勤労感謝の日 | 長野県郷土料理 |
12月 | クリスマス、冬至、年越そば | |
1月 | お正月 | |
2月 | 節分 | 宮城県郷土料理 |
3月 | ひなまつり | 愛知県郷土料理 |
業務内容
給食管理業務は完全委託のもと委託会社の職員と協働で行っており、病院管理栄養士はチーム活動や病棟ごとに担当制を取り、栄養指導・栄養管理を中心に行なっています。
入院中の栄養管理
入院患者様の栄養状態を評価し、必要に応じてベッドサイド訪問を行い食事調整や栄養相談を行います。
疾病の早期回復に向け患者様一人ひとりに合わせた食事内容や栄養補給方法等を検討、提案しています。
入院中の栄養管理
医師の指示のもと、糖尿病をはじめ、高血圧、脂質異常症、腎疾患、肝疾患、膵疾患、消化器疾患および術後などの患者様を対象に、入院・外来栄養指導を行なっています。
栄養指導の希望がある方は担当医にご相談ください。
【平日9:00~17:00】当日の依頼も対応しています。
チーム医療への参加
栄養サポートチーム(NST)、感染制御チーム(ICT)、褥瘡対策チーム、災害対策チーム、がんサポートチーム等に参加し、各種チーム医療に従事しています。


業務実績
給食管理業務は完全委託のもと委託会社の職員と協働で行っており、病院管理栄養士はチーム活動や病棟ごとに担当制を取り、栄養指導・栄養管理を中心に行なっています。
2023年度実績 | 年間件数 | |
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病棟訪問 | 病棟訪問件数 | 4700件 |
NST 早期経腸栄養介入加算 |
栄養サポートチーム加算 | 908件 |
早期栄養介入加算 | 1628件 | |
栄養指導 | 入院 | 991件 |
外来 | 682件 | |
合計 | 1673件 |
部門の強みと取り組み
積極的に認定資格取得を目指し、日々の業務に還元することでより良い栄養管理の提供に努めています。
また、学会発表を行い自己研鑽にも努めています。
学術実績
栄養管理部門採用情報
部署の特徴
急性期病院であり、変化していく患者様の状態に臨機応変に対応し細やかな栄養管理を行う必要があります。他職種と連携をとりながら、栄養状態の維持・改善を図り治療の質の向上に寄与できるよう、チーム医療の一員として活動しています。様々な症例の患者様と関わることができ、周術期から慢性疾患の急性増悪等の栄養管理について学ぶことができます。現在管理栄養士は7名在籍しており、お互いに協力し助け合いながら、業務の向上につなげています。
主な業務内容
入院・外来栄養指導
栄養管理業務(病棟担当患者訪問、嗜好確認、ミールラウンド、食事調整など)
各種チーム活動、委員会参加
問い合わせ対応、厨房対応など事務所業務
食事せん整理 他
教育方針について
初めは電子カルテの操作や病院食の内容など覚えていただき、少人数から病棟患者を受け持っていただきます。嗜好の確認や食事形態の調整、栄養指導などから始め、徐々にチーム活動へも参加していただきます。
法人内施設研修を通じ、急性期、亜急性期、慢性期等各病期に応じた栄養管理を習得します。
先輩職員の声

幼い頃から食べることが好きで、食を通じて人の役に立つ仕事がしたいと思い、病院管理栄養士を目指しました。当院に入職して良かったことは患者様と接する機会が多く、患者様の病態や希望に沿った食事内容と栄養管理を考えることができるところです。積極的に病室へ伺うよう心がけており、他職種から相談を受けることが増えてきました。様々な病態に対する栄養療法の知識や、患者様や他職種との関わり方など、現在も日々学びながら業務を行っています。今後はもっと経験を積んで認定資格取得を目指し、スキルアップできるよう頑張っていきたいと思っています。

