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多根総合病院について
当院は304床からなる大阪市西区の急性期病院です。大阪市内の二次救急として「断らない救急」をモットーに日夜診察を行っています。
特に大阪市の急性腹症の患者のたらい回しをゼロにすることを目標に外科医が「急性腹症ホットライン」 消化器内科が「吐下血ホットライン」を24時間365日担当し、緊急手術・内視鏡に対応しています。
また、脳卒中に関しても「脳ホットライン」を脳神経外科医・内科医が担当し、脳梗塞や一過性脳虚血発作などにおいては 毎朝、脳外科医・神経内科医が一同に会しカンファレンスを行い患者様の最善の治療を相談し 当院関連施設多根脳神経リハビリテーション病院と連携、超急性期から回復期リハビリテーションまで最善の医療を提供できるように努力しています。

求めている人物像
検査室では、質の高い全人的な医療を提供することを目的として、24時間迅速で正確な検査結果を報告する事を目標としています。そのため、常に向上心や好奇心もって業務にあたってほしいと思っています。高い専門性を持った技師の育成を目的に、各種教育計画を作成し実施しています。研修会の参加費用や各種認定取得のサポートがあり、認定資格が取得しやすい環境です。
また、チーム医療の一員として働けるようにチームワークを大切にし、仲間になって働ける方を求めています。
教育方針
生理機能検査室は各検査ごとに教育プログラムを作成し、それに基づいて教育を実施しています。
目標とする研修期間は設けていますが、検査が多岐に及ぶためひとりひとりの進捗状況等を考慮しながら着実にステップアップできるよう、シフト調整するなどスタッフ全員でフォローし合っています。
無事に独り立ちした後も不安なことがあればアドバイスを求めたり一緒に解決できるような環境作りを心がけています。
勉強会や学会に参加したり,定期的に勉強会や医師とのカンファレンスを開いて研鑽を積んでいます。



職場環境・教育方針
シフト制で毎日勤務メンバーが異なるので、日勤業務・当直業務など、必要な業務が行えるように、研修を行っています。
業務量は多いかもしれませんが、教育シートを作成し、理解度を確認しながら、漏れのないようにサポートしています。
確認業務や単独で行う業務も、可能な限りは何度も確認できるような仕組み作りに取り組んでいます。
また検査室に閉じこもりがちなイメージの臨床検査技師ですが自主性を大切にしながら自立を目指し 臨床には積極的に参加するように心がけています。
勤務時間・休日・休暇
勤務時間
- 8:30〜17:05 / 日勤
- 8:00〜16:35 / 早出採血30分+日勤 8時から8時30分まで外来採血を担当(月2程度)
- 16:20〜9:00 / 当直(月2程度)
休日・休暇
一日の過ごし方、先輩からのメッセージ
実際に、各部門担当の若手に一日の過ごし方を聞いてみました。

8:30 |
出勤 採血室業務 耳鼻科の検査は9時からなので、9時までは採血室で業務を行っています |
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9:00 |
耳鼻科 耳鼻科はオンコール体制なので、検査が入っていない時は採血室の業務を行っています |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 |
耳鼻科 耳鼻科の検査が入っていない時は心電図、ABI、肺機能検査の業務を手伝っています 腹部エコーの研修 |
16:30 |
耳鼻科 耳鼻科の業務日誌を作成し、機器の電源等を切ります |
17:05 | 退勤 |
メッセージ
研修は、他の施設と比べてもかなり丁寧だと感じています。
例えば、まず見学、次に職員を被検者として、最後に健常患者というように、1つクリアしてまた次のステップに進みます。その間は上司によってダブルチェックを行ってもらい、疑問点などがあればとても優しく教えてくれます。
1人で検査をできるようになるまでにたくさん数をこなせるので、いざ1人で検査に入るときに不安がほとんど解消され、自信を持って結果を返すことができます。
また、生理検査業務を行いながら月に2回程度当直にも入っており、生理検査業務だけでは知ることのできない検体検査についての知識も幅広く学ぶことができ、普段日勤中に関わることのない検体検査の技師とのコミュニケーションの場にもなっています。先日腹部エコーの研修が始まったので、たくさん数をこなして今後も頑張りたいと思います。

8:30 |
朝礼・勤務開始 その日の申し送りやお知らせなどをスタッフ間で共有します |
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9:00 |
エコー検査開始 早めに来られる患者さまもおられるため、早めに開始するときもあります 腹部エコーを始め、心臓や甲状腺・乳腺など多領域を担当しています |
11:30 |
昼食 11時頃から交代で1時間ずつお昼休憩をとります たまに心電図検査や採血室にお手伝いに行くときもあります 検査と検査の間に事務仕事をしたり文献を調べたり、とスキマ時間を活用しています |
13:00 |
午後のエコー検査開始 午後は頚動脈や下肢エコーなどの食事制限がない検査が多くなります |
16:05 |
退勤 現在、時短勤務のため他のスタッフより1時間早く帰らせてもらいます |
メッセージ
生理機能検査室で主にエコー検査を担当しています。
検査依頼内容は自身の知識を越えることも多く、そのたびに文献を調べたり他のスタッフに声を掛けてあーでもないこーでもない、と意見を交わしながら所見を書いたりしています。
このような日々は私にとって刺激があり、成長を感じる楽しい時間です。
いくつか転職を経て多根にお世話になっていますが、このように先輩方やドクターに気軽に相談できるフットワークの軽さが多根の長所であると思います。
現在二人の子どもを育てながら仕事をしていますが、子どもの発熱などでどうしても急なお休みをお願いする日が発生してしまいます。
そんなとき上司に電話をして伝えると「オッケー!大丈夫ー!お大事にー!」ととても簡潔で爽快な返事を返してくれます。
さらに翌日出勤すると他のスタッフから「もうお子さん大丈夫??」と声を掛けてくれる寛大さ・・・懐の大きさにいつも助けられています。

8:30 | 勤務開始。分析装置の1号機を精度管理コントロール測定、確認します |
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9:30 | 機器のメンテナンス、試薬を調整します |
10:30 | 分析装置の1号機の精度管理コントロール測定2回目、確認します |
11:30 | 合間にたまった事務作業をこなします |
12:00 | お昼は1時間しっかり休憩します |
13:00 | 繁忙時間は受付周りのヘルプもします |
14:00 | 分析装置の2号機を精度管理コントロール測定、確認します |
15:30 | 分析装置の2号機を精度管理コントロール測定2回目、確認します |
16:00 | 検体を機械の中から取り出し、冷蔵庫に保管。当直者に連絡します |
17:05 | 退勤 |
メッセージ
生化学検査では、依頼された項目を自動分析器で測定します。
患者様の状態を観察するだけではわからない、血中成分の微妙な変化も数字として捉えることができます。
短時間で検査結果を臨床に報告することで、いち早く診断し治療に移ることができます。
正しい検査値を保証するため、毎日の精度管理、機械のメンテナンスも欠かせません。

8:30 | 勤務開始。機器の精度管理1回目を流します |
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9:30 | 免疫の試薬・消耗品の確認をしながら輸血の払い出し |
11:00 | 2回目の精度管理を行います、この時間帯は検体が多いので受付のヘルプも |
12:00 | 今日はお昼に行ってる技師の代わりに残ってお昼当番 |
13:00 | 戻ってきた技師に引き継ぎし、自分もお昼休憩 |
14:00 | 免疫・輸血の試薬消耗品確認・メンテナンス実施 |
16:00 | 検体保管・当直者に引き継ぎを行います |
17:05 | 退勤、明日の担当の確認をして帰ります |
メッセージ
免疫・輸血検査では肝炎ウイルスやがんの診断に有用な腫瘍マーカーなどを測定しながら、輸血製剤の管理・検査・払い出し業務などを行っています。
どちらの検査も迅速で、かつ正確に検査を実施し責任を持って結果を報告することを心がけています。
当院検査室は中規模であるため日々、互いに学び合い研鑽しあえています。
一つの専門スキルを磨き上げながらも幅広い知識や技術を身につけるために協力し、業務に携わることができています。

8:30 | 出勤。まずは1日目の判定を行います |
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10:30 | 2日目の判定をします |
12:00 | お昼は交代制なのでしっかり休憩できます |
13:00 | 嫌気培養判定をします |
14:00 | 患者様から預かった検体から培地に塗り込みを行います |
14:30 | 作成した標本を鏡検します |
16:00 | 片付け、翌日の検査の準備をします |
17:05 | 退勤 |
メッセージ
患者様の尿や喀痰から感染症の原因となる菌を探し、その菌に対する薬剤感受性(効き具合を見る)検査を実施しています。
染色結果で推定した菌と培養で確認できた菌が同じだった時に、自身の成長ややりがいを感じています。
これからは、応用知識を増やすことで、より患者様に貢献できるように努めていきたいです。

8:30 | 勤務開始。病理医の先生に挨拶し連絡。標本作成に入ります |
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11:30 | 病理医の先生に作成した標本をお渡しして、休憩します |
12:30 | 返却された病理結果を技師で再度確認します |
13:30 | 各科から提出された検体を切り出ししデータをシステムに入力… |
14:00 | 細胞診の鏡検・少しの空き時間で勉強します |
16:00 | 切り出し業務と病理医の先生に提出する依頼書を整理します |
17:05 | 翌日の業務のために自動包埋機をセットし、片付けます |
メッセージ
癌やその他の疾患の最終診断を行うため責任は伴いますが、疾患についての理解も深まり、とてもやりがいのある仕事です。
患者様に接することは少ないですが臨床医や病理医と連携する必要があるためコミュニケーション力も活かせる部署だと思います。
多根総合病院 検査室では、検査室の見学も受け付けております。
見学に来て頂ければ、より雰囲気を感じて頂けるかと思います。
きつこう会本部 担当川本までお問い合わせください。
