臨床工学部門
Department of Clinical Engineering
Department of Clinical Engineering
安全に医療機器が
使えるよう
保守管理を行います
使えるよう
保守管理を行います
ABOUT
臨床工学部門とは
当院では2024年現在、9名の臨床工学技士が所属しています。
業務として、医療機器管理、心臓カテーテル検査、不整脈治療、血液浄化、手術室業務を主に行っており、日勤・夜勤の二交代制勤務をしております。
医療機器管理業務

当院では全医療機器が1,264台あり、シリンジポンプ 61台・輸液ポンプ 75台・生体情報モニタ80台・人工呼吸器14台・除細動器 12台などの日常点検や使用前点検を行っています。また、期間を設けて定期的に精密な点検もして安全を確認しています。
- 年間シリンジポンプ点検数:16,77件
- 年間輸液ポンプ点検数:1,720件
心臓カテーテル検査業務
治療開始前にDr.・Ns・CE・RTでカンファレンスを行い、病変部・治療方針などをチームで把握し円滑に治療が進むような取り組みをしています。
業務として、ポリグラフを用いて心電図・心内圧の監視・測定、血管内超音波装置(IVUS)の操作・解析、生命維持装置である大動脈バルーンパンピング(IABP)や経皮的心肺補助装置(PCPS)の準備・操作、体外式一時ペーシングの操作などを業務として行っています。
業務として、ポリグラフを用いて心電図・心内圧の監視・測定、血管内超音波装置(IVUS)の操作・解析、生命維持装置である大動脈バルーンパンピング(IABP)や経皮的心肺補助装置(PCPS)の準備・操作、体外式一時ペーシングの操作などを業務として行っています。
不整脈治療業務
ペースメーカ植込み・交換時のプログラマー操作や、外来での定期チェック、手術時の設定変更業務などを行っています。
また、カテーテルアブレーション業務が2023年から開始となり、不潔野での介助業務、人工呼吸器の操作、生体情報モニタ(心内電位記録装置・心臓刺激装置・3Dマッピングシステムなど)の操作監視の業務を行っています。
また、カテーテルアブレーション業務が2023年から開始となり、不潔野での介助業務、人工呼吸器の操作、生体情報モニタ(心内電位記録装置・心臓刺激装置・3Dマッピングシステムなど)の操作監視の業務を行っています。
血液浄化業務
当院では急性期患者に対して主にHD・HDF・CHFDで血液浄化療法を行います。その他血液浄化療法(アフェレシス)も医師の指示により施行します。
また、慢性肝不全や癌患者に対して腹水濾過濃縮再静注法(CART)を施行しています。
また、慢性肝不全や癌患者に対して腹水濾過濃縮再静注法(CART)を施行しています。
手術室業務
ダビンチのロールインアウト、手術開始前のダビンチのセッティングや動作確認を行っています。そして、麻酔器などの始業点検や手術医療機器のトラブル対応・修理・メーカー対応や介助業務も行っています。
また、脳神経術中モニタリング業務も行っており、手術により障害される可能性のある脳機能および脳神経機能を監視・測定し、それを報告することによって安全で質の高い医療を提供できるように努めています。
また、脳神経術中モニタリング業務も行っており、手術により障害される可能性のある脳機能および脳神経機能を監視・測定し、それを報告することによって安全で質の高い医療を提供できるように努めています。


当院臨床工学技士の資格取得一覧
- 3学会合同呼吸療法認定士
- 透析技術認定士
- 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
RECRUIT
臨床工学部門の採用情報
1日の仕事
例として、日勤者の1日の仕事を記載します。
心臓カテーテル | 医療機器・手術室 | |
---|---|---|
8:45 | 業務開始 夜勤者からの申し送り | |
9:00 | 心カテ準備・カンファレンス |
ダビンチの接続・動作確認 (ダビンチのセッティングは夜勤者) 医療機器管理 |
9:30 | 心カテ治療開始 | |
11:00 | 心カテ治療 | ダビンチロールアウト・医療機器管理 |
12:00 | 昼食 | |
14:00 | ペースメーカー外来 |
ダビンチロールアウト 人工呼吸器ラウンドなど |
15:00 | ||
16:00 | ダビンチ片付け | |
17:00 | 夜勤者に申し送り | |
17:20 | 業務終了 |
アブレーション(ABL) | 医療機器・手術室 | |
---|---|---|
8:45 | 業務開始 夜勤者からの申し送り | |
9:00 | ABL準備 |
脳神経モニタリング準備 (針電極や刺激電極、穿刺部位確認) |
9:15 | ABL治療開始 | |
9:30 | ABL治療 |
脳神経モニタリング 刺激・測定する場所のマーキング 医師・看護師に針電極を穿刺してもらう 刺激で反応があるか確かめる |
12:00 | 昼食 | |
15:00 | 呼吸器ラウンドなど |
医療機器管理 脳神経モニタリング コントロール波形を計測(基準となる波形) 定期的に波形を測定する |
17:00 | 夜勤者に申し送り | |
17:20 | 業務終了 |
技師長と先輩からの一言

医療機器のプロフェッショナルとして医療機器の管理と
安全性向上を目的として保守管理業務を行い、
医療機器を安全・安心して使用できるようにしています。
安全性向上を目的として保守管理業務を行い、
医療機器を安全・安心して使用できるようにしています。
当部門は、臨床工学技士が9名在籍しており、医療機器のプロフェッショナルとして医療機器の管理と安全性向上を目的として保守管理業務を行い、医療機器を安全・安心して使用できるようにしています。
心臓カテーテル業務、血液浄化業務、手術室業務など様々な場面でチーム医療の一員として他職種との連携をとりつつ、患者様のために診療支援を行っております。

2023年からアブレーション業務も開始。
平均年齢は若いので聞きやすい、話しやすい部署です。
平均年齢は若いので聞きやすい、話しやすい部署です。
他職種と連携を取りつつチーム医療の一員として幅広い業務を行なっております。そして術中脳神経モニタリングなどちょっと珍しい仕事もやっております。2023年からアブレーション業務も始まりましたので一緒に学んでいきましょう。
平均年齢は若いので聞きやすい、話しやすい部署だと思います。

基本的には定時で退勤することができるので
自分の時間がとりやすい職場です。
自分の時間がとりやすい職場です。
入職してから二年間で透析業務・カテーテル治療業務、モニタリング業務、その他ME機器の保守点検業務等をさせて頂きました。
三年目からはこれらの日勤業務に加え、一人での夜勤業務を担当することになりました。休日はほぼ希望通りに申請が通り、基本的には定時で退勤することができるので自分の時間は比較的とりやすい職場だと思います。
